12冊セットの美術本の梱包が大変でした

1冊5㎝弱の厚さで1キロのハードカバーの美術書12冊セットをamazonに出品しました。
比較的程度の良い美術書だったので、まず気になったのは、発送中の本に対して、どうすれば、ダメージを受けないように梱包して購入者様にお届けできるか、ということでした。
不用品を出品してお金に換えるためにamazonに出品したので、送料はできるだけ安くしたいので、12冊を一箱に収めることと、その場合に、重量が重くなるので、美術書の角が丸くならないように梱包するにはどうするか、最後に、万が一濡れた時にダメージを受けないようにするには、どうすればよいか、の三つを考えました。
12冊を一箱に収めるためには、少し大きめの段ボールが必要でしたので、段ボールを見つけることから始めました。
せっかくamazonで売るので、梱包材にあまりお金をかけたくなかったので、スーパーで買い物をする度に、段ボールを調達しました。
ただ、少し厚みのあるハードカバーの12冊の美術書が一度に入るような大きさで、加えてある程度しっかりした段ボールはそう簡単には見つりませんでした。
色々なスーパーで、大きめの箱をもらってきて、本のサイズを測って、ようやく、12冊が入る箱を見つけました。
次に、角をどうやってガードするかを考えました。
重さが重すぎると、段ボール箱の中にすき間があると、箱を動かした時に中身が動いてしまい、当然の事ですが、角がダメージを受けます。
せっかく程度の良い美術書なので、12冊を箱に入れてみて、ぴったりのサイズで段ボール箱を切って作り直すことにしました。
手順としては、中身を入れてから上部をぴったりプラス1㎝のところに線を引き、幅や奥行きもプラス1㎝プラスの所に線を引いていきました。
その後、段ボールの一角を切って開いて、展開図状態にし、軽くカッターで線の上をなぞり、切る箇所と切らない箇所を気を付けて、12冊のサイズに合わせた展開図を作りました。
ここで気を付けないといけないのは、展開図をきちんと理解していないと、失敗する、ということです。
それも、組み立ててからでないと、気が付かない上、大きな段ボール箱はそうそう手に入らないので、切る時はとても緊張しました。
今回は、何とか無事に展開図を作ることができ、12冊のサイズに合ったぴったりの箱を作ることが出来ました。
次は、段ボールの底部に緩衝材を張る事にしました。
緩衝材が厚過ぎると、本が入らなくなるのと、本を入れる時にずれると困るので、まず、あまり重ならないように並べて、緩衝材の裏に両面テープを張ってずれないように工夫をしました。
最後に、水に濡れないように、少し厚めの30Lくらいの大きさの袋2枚に12冊を分けて入れてから箱に入れることにしました。
最初は袋を立てにして、先に段ボール箱に袋を入れてしまい、それから、袋に1冊ずつ本を入れたのですが、そうすると、袋の端が余り、6冊の本がギリギリにしか入れられませんでした。
なので、袋を段ボールに入れてからではなく、少し重くなりますが、袋を平らにおいて、本を横に寝かして袋の大きさに合わせて無理せずに入れてから、段ボールに入れる方が綺麗に入る、ということが分かりました。
最後に、段ボールの封をする前に、気づいたのですが、1㎝では少しすき間のですが、大きかったようで、手で押さえると、少しへこみが感じられました。
なので、最終的に、段ボール上部の4枚を重ねる時に、思いっきり引っ張って、上だけでも隙間が無くなるように、かなりきつく引っ張るようにして封をしました。
仕上げに、上部と下部の4辺をテープで補強し、底が抜けないように、縦に3周りくらいテープで補強し、無事に梱包することが出来ました。